楽しく聞かせ続けるために実例をたくさん使って話す

スピーチ上手、講演上手な人の話を、観察して聞いていると、共通点が見つかります。
それは、実例をたくさん使って、話しているということです。
実例」は、あることを分からせる、感じさせる、やる気を起こさせる効果があります。
また、話し手の抽象的な話によって、
極度に緊張していた聞き手の頭の疲労をほぐしたり、息抜きにもなります
そこで「例」を使うとき、どういう例がいいのか、例を選択する基準をあげてみます。

①    

一般性

すべてのものに共通するもの
身近に起こった出来事等

②    

共感性

誰でも体験できる材料
わかるわかる、あるある、という共感

③    

鮮度性

ニュース性に富んだ鮮度の高い話

④    

単純性

単純明快でシンプルなもの

⑤    

明朗性

明るい楽しいもの
飽きやすさを追い払うのに効果的である

⑥    

印象性

聞き手に感動を起こさせるようなもの

⑦    

品位性

聞いていて、楽しかったり、さわやかな気分にしたり、香り高い品位のある話

以上、例の選択を意識しながら話すと、聞き手は身を乗り出して聞いてくれます。

一度あなたも、実例を使って話してみてください

2019年05月22日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

関連記事