ロータリークラブは人生道場である

話し方教室を開校して2年目に
八尾東ロータリ-クラブから30分の卓話の依頼がありました。
依頼主は、八尾東ロータリ-クラブのメンバーで私の雄弁会の
先輩である岡本スタジオ(写真店)の社長である岡本さんからでした。
私が話し方教室を始めたということを知り、仕事を与えてくれたのだと思います。

テーマは「人前での話し方」で頼むということでした。
私は喜んでお引き受けし、当日、例会場へ30分前に赴きました。
会場内で、役員の人達5~6人と名刺交換をし、その名刺を見ると
病院長、弁護士、税理士、スポーツジム経営者、学校の理事長等々
そうそうたる肩書の人達ばかりでした。

私は一層、緊張し、30分うまくできるかなと思った程でした。
「卓話」は私も充分準備していたので、それなりに出来たと思いましたが
帰りの電車の中で
これからはああいう偉い人の前でも堂々と話せるようにならなければ
この商売はやっていけないと思い
それには近い将来、ロータリークラブに入会できるよう頑張ろうと思いました。

やがて10年くらいたった頃
当クラブの会員である高井浩さんからロータリークラブ入会のお誘いがあり
入会させてもらいました。

入会しますと、そこには病院長、弁護士、税理士、会社社長等々
肩書のエライ人がそろっていました。

そんな会員さんと共に、例会や各種行事に参加し
またクラブの役や、さらに地区の役もお引き受けし
行動を共にし、お付き合いするなかで感じたことがあります。
それは肩書がエラくても中身、人間性まで偉い人はそんなにはいないもの。
総じて言えば「人間はみなチョボ、チョボである」ということです。

それからというものは、どんなにエラい肩書の人、また本当に偉い人であっても
対等に話ができ、お付き合いも、ふつうにできるようになりました。
ロータリークラブに入会したお蔭で
自分がひとまわりも、ふたまわりも大きく成長できたと、とても喜んでいます。
この他にもロータリーで成長させてもらったことが山ほどあります。
ロータリーは人生道場である」ことを実感しています。

2024年03月07日 | Posted in 日々の生活で思ったこと | | Comments Closed 

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