迫力を持って話す
魅力ある人には、何か引きつけるものがります。
あの社長には迫力があるとか、迫力不足でたよりないとか言ったりもします。
映画でも、迫力ある映画は観客を魅了します。
推理小説でも、ホシ(犯人)を暴くストーリーは
スリルとサスペンスで読者を引きつけます。
迫力とは、人の心の中にぐっと迫っていく力です。
平成17年、11月20日に行われた東京国際女子マラソンで
高橋尚子さんは見事に復活優勝を遂げました。
彼女は優勝インタビューで、このように応えています。
「陸上をやめようかと思ったこともありました。
でも一度、夢をあきらめかけた私が、結果を出すことで、
今、暗闇にいる人や苦労をしている人たちに
『夢を持てば、また必ず光が見えるんだ』
ということを伝えたい、
私はそのメッセージャーになるんだと、
走りながら自分に言い聞かせていました。」
この例から、迫力ある話をするには、どうすればいいか
その答えが見い出せます。
平素から自分なりの物の見方、考え方を持っていること。
- 短くインパクトのある言葉で表現できる。
- 言いたい所にさしかかったら、気持ちを込め、声を高くする。
- 話す内容を十分消化し、自信をもって話す。
以上を実践すれば、誰でも迫力ある話ができるのです。
迫力ある話をするには
平素真剣に考えていることを、
短い言葉で、気持ちを込めて、訴えること。
2019年06月24日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed