何を言いたいのか、伝えたいのか、考えて話す

人前での話は、聞かれてナンボ、
聞かれない話は発声練習以下であり、時間の無駄です。

先日10月11日(木)、モーリー・ロバートソン氏の講演会を聞きに行った。
テーマが「モーリーが語る!足で稼いだ国際情勢と経済」であった。
テーマが面白そうなので、期待して行った。
時間は1時間半もあるにも拘わらず、最初から早口でしゃべりまくっていた。
内容もテーマとは関係なく、ただ思いつくまま、しゃべっているようにすら感じた。
途中まで聞いていたが、何を言いたいのか解らなくなくなり聞くのをやめた。
まわりの来聴者に目を配ったが、半分以上が居眠りをしている状態である。
テレビにも出演しているようだが、講演はさっぱりでダメでした。

プロとして話す以上、聞き手を分析して聞き手の欲しい話、関心のある話をすべきである。
テレビのコメンテーターはすべて、とは言わないが、講演下手な人が多いように思う。

無言の聞き手に質問なしで判らせるためには、順序よく整理して話すべきだ。

言いたいことをあれもこれも思いつくまま話すのではなく、できれば伝えるべく内容を
2つ3つに絞れば聞きやすいし、頭に残る。

また講師を招聘する主催者側も、テレビに出ているから、有名人だからという選択肢も必要かと思いますが、その人の話しぶり、内容をよく確認して、この人ならと思う人を招聘すべきである。
残念ながら私にとってはムダな1時間半であった。

2018年10月31日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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