橋下大阪市長のスピーチ力を分析する
世の中閉塞感が漂う中、橋下大阪市長が次々と改革を即実行して、連日テレビや新聞の一面を賑わしている。
大阪維新の会を代表する、橋下市長のスピード改革に政府(自民党も民主党も)マスコミも振り回されているような感じだ。
なぜ彼がこんなに世間から注目されるのか。
そこで、今回は橋下市長のスピーチ力(説得力)を分析してみよう。
橋下市長は
- 普段使っている自分の言葉で言いたいことを分りやすく、しかも断言しているのです。
例えば、職員や管理職の- 給料○○%減額する。
- 2月の定例会にかけ決める。
- 次期衆議院選に大阪維新の会から200名の候補者を擁立する予定だ。
と言うように。具体的な数字を出し、説得しています。数字は説得力があるのです。
- 言葉に感情(喜怒哀楽)を入れながら、時には怒り、また泣き、残念そうな表情も入れ、聞き手を共感させている(人間は感情に左右されやすいのです。)
- スピーチしながらときどき満面の笑顔で話し、明るさと前向きな内容で相手を心地好いポジティブな気持ちにさせるのです。
- ことばは歯切れよく、いつまでにやるのか、目標と期限を明確にし、即実行している。
- ディベイト(討論、反論)に強く、絶対負けない自信たっぷりで話している。(自信ある言動=説得力)につながるのです。
- 他に彼は次のようなリーダーの資質
- 問題発見能力
- トラブル解決能力
- 自分の哲学
を兼ね備えているのです。
このようなスピーチ力以外にも非凡な能力を持ち合わせているのです。
それをバックボーンに力強く表現しているので、超説得力の持ち主です。
大阪都構想の実現が待ち遠しいと思わせるくらいの、迫力と魅力を感じさせます。
余談ですが、選挙時期が近づいてくると、堺話し方学院にも演説内容の原稿をチェックして欲しいと、また聞かせる演説をしたい!どうすれば出来るのか?プライベートレッスンで指導をして欲しいという声が増えてきました。
指導した人は80~90%当選している。やはりウケるスピーチ力は当選するのに不可欠な条件である。
大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ
2017年10月09日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed