来春の大卒予定者「コミュニケーション能力なし」は「内定なし」

昔、「大学は出たけれど、就職につけず・・・」
という時代はあった。世の親たちは、苦労して大学出したのに・・・と嘆いていた。
しかし今年はそれ以上に厳しいようだ。
来春の大卒予定者の就職内定率が60%以下。
「超氷河期」を下回る数字だそうだ。

そこで日本経団連による新卒採用に関するアンケートの「選考時に重視する要素」では、7年連続で「コミュニケーション能力」が第1位だ。

人事担当者は「ビジネスの世界では、相手が仕事をしやすくなるような工夫をするのは当然のこと。
それには、まず相手の要求に耳を傾けなければなりません。
そのうえで相手に伝える、説明する、表現する。双方向でないとコミュニケーションはできません。
全部ひっくるめて、「コミュニケーションの第1歩は傾聴する力にあると思います。」と。
内定のとれる人、とれない人の差は、傾聴力の有無だとも言う。

それではこの傾聴力を身につけるにはどうすればいいのか?

その心得として、

  1. 相手中心に話しを進めること。
  2. 相手が話してくるのをまずは「ウムウム」と肯定する合槌を打つ。
  3. 次に「なるほど!」と相手の話に共感する。
  4. 次に「それで・・・それから」と相手に質問しながら話しを展開していく。
  5. さらに話の途中で時々「よかった、ヤッター、スゴーイ!」と弾みの合槌を入れる。

そして相手と言葉のキャッチボールをすればいい。その上、誰とでも対等に話し合えることが前提。

基本は親子の会話。これができている人は「就活」も「婚活」も「日常会話」もうまくいくんです。

大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ

2017年10月09日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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