夏は体力勝負!夕食は腹5分食で(内臓にいたわりの気持ちを)

先日、話し方教室の実地練習2分間の中で、受講生のTさんが、「ヨガの先生から教わったのは、夕食は腹5分(今までの半分)でよい。」とスピーチされました。
よく食事は腹8分、最近では腹7分と言われていますが、夕食は腹5分で!というのは初耳でした。

そこでTさんがお話しされたヨガの本「丹田力を高めて真我とむすぶヨガ」松尾ひろ子著をお借りして読んでみました。
参考になる箇所を抜粋します。


1)少食(わざと食べ忘れ)モデルのおすすめ
朝食味噌汁1杯(またはスープ)+りんご1個(コーヒー、紅茶、牛乳、豆乳も適量はOK)
昼食普通食(お好きな食事、腹八分で内臓に思いやりを!)
夕食腹五分(今までの半分量)→起床時、頭すっきり!排便すっきり!
  • ※日本の長寿村の食事は、玄米・七分づき米、大豆、納豆、味噌汁、緑黄色野菜、海草、小魚だということです。
    できるだけ長寿食を取り入れましょう。
  • ※間食は果物少々、甘いものも少々ならOKです。
    最初は意識して、少食生活すると、自然に身体が慣れてきます。
    空腹を楽しんで下さい。
  • ※昼食と夕食は逆でも良いです、自分のライフスタイルに合わせて工夫してみてください。
2)朝食が少量の効用

朝の午前4時から昼の12時までは排泄のバイオリズムなので、生命の働きが排泄力にエネルギーを集中できるよう、配慮する必要があります。

リンゴの成分はカリウム(塩分を排泄して血圧の調整)、水溶性ペクチン(腸内でコレステロールの吸収を抑える作用)、りんご酸(疲労回復作用)が含まれており、整腸作用もありますので、朝のりんごは最適です。

3)夕食の腹5分食レシピ(かんたん料理)
例)野菜、豆腐、鶏肉の水炊き
  • 鍋に白菜や玉ねぎ、人参、豆腐、お好みの青い野菜、鶏肉などを適当に切り、水で炊く。
  • タレは大根おろしとポン酢、七味などをいれて、いただく。

簡単に作れて、低カロリーなので肥満、メタボにもよく、胃腸の負担も軽い上に、便通にも良いです。

4)月に一度「すっかり食べ忘れ」の軽い断食のススメ

この方法は1か月に1日だけ、3食とも味噌汁(スープでも良い)とりんご1個の食事で過ごし、内臓を休める日とします。
→すっきり気分爽快!!

5)空腹が記憶力や思考力をよくする理由

空腹のときには、「飢餓ホルモン」と呼ばれる「グレリン」が胃から分泌され、脳の中で、記憶をつかさどる「海馬」の働きが良くなります。
月に一度、すっかり食べ忘れにチャレンジして、すっきり感を体験してみてください。

6)空腹のその他の効用
  1. 内臓がとても休まるので働きが良くなる。
  2. 睡眠も深くなる。
  3. 大、小便や老廃物の排泄力も増し、心身が軽く感じられる。
  4. 栄養の体センサーが鋭くなる
  5. 直感力(真我の心)が冴えて(脳波α波)、心が穏やかになる。

丹田力を高めて真我とむすぶヨガ
松尾ひろ子著 より


私が今、上記の事を実践しています。
その結果をまたこの欄で報告いたします。

 

大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ

2017年10月09日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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