人を感動させるスピーチ、それはあなたに言いたいことがある。ということです。

今年に入って、スピーチ原稿の作成2件と、スピーチ表現のプライベートレッスンの依頼がありました。
依頼主は他府県の人だったので、なぜ当学院に依頼されたのかお聞きすると、私の本「スピーチ力であなたが輝く」”、また本学院ホームページの

本やカツコツシリーズの中で、学院長は「おざなりなスピーチや、とおりいっぺんの紋切型スピーチはするな!誰も聞いていませんよ。」と書かれていたので、ちょっとひと味違う、いいスピーチをしたいのでお願いしようと思ったと話されました。

私は「わかりました。では早速、当学院へ来てください。」と言って来てもらい、話し合いながら、相手はどんな立場の人か、今回のスピーチで何を言いたいのか?どのような場所で?何人ぐらいを対象にスピーチするのか?等チェックしながら聞きました。

話し合いながら相手の言いたいことが2つ、3つ頭に浮かんで来れば、しめたもの。次にその裏付けとなる身近な具体例(実例)を探し出します。
いい実例がみつかればスピーチの8~9割は出来上がりです。

あとは、聞き手が聞きたくなる“出だし”と、なるほどそうすればいいんだ!と思う“結び”をスピーチの前後につければ、ほぼ出来上がり。

スピーチ時間は、2~3分以内。スピーチの狙いどころは2つ。
(1分間に話せる字数は約300字)

最後は、どう表現するかということです。
これには本番の会場をイメージして、原稿を声に出して100回ぐらい練習します。
そうすれば内容がすっかり頭に入り、本番では原稿を見ないでも堂々と出来る様になります。

プライベートレッスンを終えた2人は、後日“お蔭でうまくいきました。
「ありがとう。”また何かあったら頼みます。」とお礼の電話をいただきました。

いいたいことを見つける突破口は、あなたが平素“ちょっと感動したこと”をその場でメモし、ストックしておくことです。

大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ

2017年10月10日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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