くだらないことでも発言すること
日本人は公の場で発言を求められても、なかなか発言しようとしません。
黙っていても解ってくれると思っているからでしょうか?
こんなことを言えば恥をかくのでは…。
今言わなくても別に…。
言えば文句を言っていると思われるかも…etc。
そこで、脳科学者の中野信子さんの話を紹介します。
世界各国を代表する研究者が集うフランスの原子力庁で
脳科学者として研究をしていた中野さん。
彼女が最初に驚いたのは
世界各国を代表する外国人でさえ
たとえくだらないことでも皆がすぐ発言するということ。
私は日本人的な感覚で、これを言ったら馬鹿にされると、ついためらってしまう。
その一瞬のためらいが差をつけます。
人種や宗教など異なる背景を持つ人が集う場では
言わないで理解されることはありえないと分かりました。
言葉にしたことが全てで『行間』はないんです。
何より中野さんが日本人に足りないと思うのは
彼らが持つ、逆境をバネにして利用し、活かすという強さだ。
とにかくずぶとく、逆境も自分の糧にして、したたかに生きる。
「コロナ禍」の今、彼らのずぶとさ、したたかさを見習いたいものだ
2021年06月25日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed