話術は間(マ)術である
話し方の大家;徳川夢声は、
話術は間(マ)術であると著書に書いています。
確かに適度の間(マ)は、聞き手をひきつけ
ドキドキ、ハラハラさせながら聞かせ続けます。
そこで話す上での、間(マ)のはたらきを考えてみましょう。
「間」を生かして話すために
「間」のはたらきのいろいろ
a. 段落の切れ目をあらわす「間」
(場面の変化・時間的経過・心理的変化・事件の展開や飛躍など)
b. 聴衆に、話の中味について十分に分かってもらうために、
又は、十分に味わってもらうためにとる「間」
c. 聴衆に考えてもらうための「間」
d. 印象を強め、深い感動をもたらすための「間」
e. 聴衆の期待感をもりあげ、興味をかき立てるための「間」
f. 話し手の緊張・動揺、又は、躊躇する心をあらわす「間」
g. 話し手と聴衆との心の交流が、たしかにあることを確認する「間」
あなたもご自身の話に、間(マ)を意識して話してみませんか?
話の内容をより効果的に伝えるため
また、話の単調さを打破するためにも、間(マ)は大切です。
2019年05月30日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed