医師は聴き上手に、患者は話し上手に
近ごろの医師は、患者の話を7~8割は聴いていないように思われます。
これは、検査結果のデータの数字を重視して診断しているからで
患者の声は、さほど必要でないという判断かも知れません。
たまには患者の話に耳を傾ける医師もいることはいますが、ごくまれです。
また忙しいので1人ひとりの患者に、時間をとれないのが本音かとも思います。
時間がとれたとしても、患者と会話するのも、ごく短時間です。
ひと昔前のように、聴診器を耳にあて、
患者の体に触れ、診察する光景は少なくなりました。
医師は患者1人ひとりの容体をよく聴き、正確に病名をキャッチしなければなりません。
医師は患者が、普段通り気楽に話せるよう、聴き上手になること。
患者もまた、自分の容体を具体的に答えられるように、
伝えるべき情報(容体)は事前に整理しておくこと、が肝要です。
このように医師によく診てもらうために、
患者は、話し上手であることにもっと努める必要があります。
医師は聴き上手に、患者は話し上手に
2019年05月29日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed