スピーチ(人前での話)は朗読ではない

人前で話す(挨拶、スピーチなど)とき、原稿を見ながら話しているのを

よく見かける。

原稿を見ながら話すのは、朗読であってスピーチではない。

これは私の持論である。

特に悪いとは思わないが、総じて、話が一本調子で、単調になりがちだ。

その上、目は、文字に集中するので、下向きになる。

話は聞き手にしっかり目を配らないと、聞き手は、話を聞こうとしない。

 

演説上手な橋本氏(元大阪市長)が原稿を見ながら話しているとしたら・・・

聴衆はがっかりして拍子抜(ひょうしぬ)けになるだろう。

橋本氏は原稿を見ないで、感情を込めて話すので迫力があり、聴衆は聞き入るのである。

スピーチは、内容を十分消化し、聞き手に目をくばりながら原稿を見ないで話す。

これが人前で話す基本中の基本である。

2019年01月18日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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