久しぶりに感動した出来ごと

5月の連休に3日間かけて、自宅の納屋と蔵の片づけを行った。
家は百姓をしていたので、農作業に使っていた農機具や当時の生活不用品など、たくさん出てきました。
これら不用品を、軽トラック１台に積み込み、堺市のクリーンセンターへ捨てに行きました。

センターの焼却場へ捨てて、帰ろうとしたら、現場で立ち合ってくれた年輩の作業員の方が、
「この綱1つあげますよ」
と言って、軽トラの荷台にポンと置いてくれました。

「ありがとう。助かります。」

みると、しっかりした新品の綱で、値札には8ｍ￥780と書いてありました。

私が軽トラの荷物をくくってきたのは、しで紐だったので、こんなものではしっかり荷物をくくるのに、また紐では荷物の上を飛び越すのは困難だろうと思われ、いいのを1つあげようと思われたのにちがいありません。
そのあたたかい気持ちがジーンと伝わり、感動しました。
未だこんな人もいるんだなあ～と、心があつくなり、とてもいい一日になりました。

物を「片付ける」と、いいことがありますね。
オジさん、ありがとう。
大切に使わせてもらいます。

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