鍛錬10000回って何やろ?
以前、堺商工会議所の「会員のつどい」で、将棋の(故)米長邦雄氏(八段)の講演を聞いた。
その話の中で、鍛錬10000回というのを耳にし、なぜ10000回か、いつも疑問を持っていた。
そうしたら、あるロータリークラブの会報で、その答えが見つかった。
それは、宮本武蔵(1584~1645年)の「五輪書」に書かれてあり、内容は
千日の稽古を鍛とし、
万年の稽古を錬とす。
ああ、これだ!と思った。
話しは変わりますが、私はよく教室で、
人前であがらないでスピーチするには、話す内容を、短く、自分の言葉でまとめ、声に出して100回練習すれば、思いどおりうまく話せますよ。
と話しています。
しかし、その道で頂点を目指す人は、鍛錬(10000回の稽古)をしなければならないということを知らされた思いです。
そうすれば最高の技術を身に付け、その上“心”まで磨かれるにちがいないと思ったのです。
稽古ごとは何でも
まずは、練習100回 次に、練習1000回 さらに練習10000回
これぐらい真剣に取り組めばその道の頂点に立てるにちがいない。
そういえば、ゴルフを上達するには、トラック1台分ボールを打てと聞いたことがありますが、トラック1台分は練習10000回に相当するのかな?と思うのです。
あなたも鍛錬10000回 そしてその道の頂点を目ざしませんか。
大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ
2017年10月10日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed