話し方教室で思わずメモしたちょっといい話Vol.1
話し方教室で思わずメモしたいい話を3つ紹介します。
(1)水曜クラスTさんのスピーチ
灘高から東大へ進学コースの実績No.1塾講師の話をされた。
一般の方は灘高から東大へ行く生徒はきっと頭のいい生徒だと思うでしょう。
入試でも難しい問題もすらすら解ける生徒だと思うでしょう。
しかし、試験で難しい問題は、実は頭のいい生徒でも中々時間ばかりくって、解けないんですよ。
塾ではそういう問題は放っておいて、確実に解ける基本を徹底的に指導しています。
基本をマスターし、早く正確に基本問題を確実に解ければ、東大も必ず合格するという。
要は「基本を徹底」する。この基本が最も大切だと熱っぽく語っていたという。
人は誰でも基本の大切さは、頭では解っていても、“基本”は単調なので、しばらくすると、すぐに飽きてしまい、見ばえやかっこいい難しいことに挑戦したくなりがちです。
しかし、難しいことはすべて基礎がしっかりできていないと出来ません。
ともすればこのことを忘れがちです。
将棋の名人 米長邦夫氏は、「鍛錬とは練習を1000回することである」と講演されていました。
「基本をしっかり」何事にも通用することですね。
(2)木曜日クラスUさん(67歳男性)のスピーチ
Uさんは、今年8月囲碁検定試験の三段に合格しました。
とても難しい試験らしく、合格するのに5年半かかったという。
半ばもうあきらめようと思ったこともあるそうだ。
しかし1年前ぐらいから仕事に少しゆとりができたので、この機会にと、“一念発起”して朝1時間早く起き、この検定合格を目指して、取り組んできたと。
朝、1時間早く起きることは、最初はつらかったが、ある時期からなんともなくなってきたと言う。
習慣にすると出来ますね。っとケロッとしている。
また以前から続いている夜の約1時間のジョギングも、しっかり継続しているという。
不思議なもので、走った後は爽快で疲れも取れるので、やめられません・・・と。
目標を持ち、それを達成するための期限を決め、果敢にチャレンジし、そしてついに三段を獲得!!
「合格しましたわ・・・」というUさんの笑顔がなぜか光って見えた。
(3)水曜日クラスKさん(40歳過ぎ男性)営業役付社員のスピーチ
不況の今こそ大切と思うのは、次の“3C”であると話す。
- C (Change)・・・変える
- C (Challenge)・・・挑戦する
- C (Create)・・・創造する
この“3C”が不可欠だと言う。
私はあと“3即”があれば鬼に金棒だと思う。
“3即”とは、即断・即決・即実行である。
大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ