あなたの“脳”はいくつになっても成長する!!
副学院長 大仲聰子
私は、先日大いに元気をいただいた講演を聞いてきました。
「脳はいくつになっても成長する」という医学博士・加藤俊徳先生のお話をきいて、ますます元気やる気が出てきました。
実は私、この数年、特に記憶力の低下、名前が出てこない、せっかく学習したことをすぐ忘れる、などなど脳の衰えを感じていたんです。
先生によれば、自分の脳は“世界に1つだけの花”だそうで、みんな違った脳の発達をしている。
新しい経験をすれば誰でも脳は一生成長するとのことで、しかし成長する脳は自分で育てなければならない。
人の脳には120の脳番地(先生は区分を番地と表現して分けている)があり人それぞれに成長して太くなっている番地もあれば未発達の番地もある。
運動をすればその番地が発達する、俳句を作るのが楽しい人は思考系や感情系番地が発達する等々・・・。
とにかく、目標、テーマを持って物事を面白がり楽しむこと、人と出会って会話を楽しみ、体を動かす。
社会活動などを行なっていろいろな経験をして、一つ一つの脳番地を太くしていくということです。
また、私達は毎日、自分で時間管理をして生活をしているわけですが、この時間管理が元気脳を作るのにとても大切なことだと先生は言うのです。
日柄一日中、する目標も無くテレビのおもりをするような生活になると、たちまちボケるそうである。
定年退職した人が数年でボケてしまったという話をよく聞くが、これは今まで太く発達した脳番地を使わなくなって萎縮してしまったからだそうです。
現に身近な例ですが、電機会社を経営していたA氏及びサラリーマン定年になったBさんは、退めて3年程ですが、日常会話でも言葉が出にくく、話していてもまどろっこしい状態です。ご自身も「最近、言葉が出にくいんです、何でやろ?」と嘆いています。
この話を聴いてから私は、仕事やグループ活動にまだまだ忙しい毎日を送っているのは、ますますいろんな脳番地を発達させているのだということが解り、これからも分かりやすい話し方ができるようになる、また英会話力アップするなど、とにかく楽しみながらいくつになっても自分脳を成長させていきたいと思っています。
まだまだボケないぞ!!
大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ