「人をほめる」といい結果が出る!
-ほめられるより ほめる人が幸せです-
先日、タイミングよく人をほめるといい結果が出ると言うことを実感しました。
また人はほめられると気持ちよく、脳までも活性化するとも言われています。
一方、ほめた人も相手が喜びヤル気になるのを目の当たりにし幸せな気分になります。
「人をほめる」効用は「人に感動を与える」「人間関係をぐっとよくする」などはかり知れないものがあります。
そこで、このほめる効用を知っていただくためにあなたに簡単な質問してみます。
- あなたは最近、誰かにほめられましたか?
- では、あなたは最近、誰かをほめましたか?
- あなたは。どのくらいほめ言葉を知っていますか?
はじめの2つの質問に、即座に「はい」と答えられる人は多くはないと思います。
ほとんどの人は、2つとも「いいえ」なのではないでしょうか。
ほめ言葉にしても、「すごいね」「格好いい」などはすぐに思い浮かぶでしょうが、あらためて、考えてみると、そんなにおおくはないのではないでしょうか。
すぐに使えるほめ言葉があまりない、これは淋しいことです。
とっさにほめ言葉が思い浮かばなければ、ほめたいと思った時に「人をほめる」ことはできません。
あなたも「人をほめる」タイミングを逸してしまったと悔やんだことがあるのではありませんか?
そういうちょっとした行き違いが、「人と人のコミュニケーション不足」の大きな原因になっていることは少なくないと思います。
そこで、下記にTPOに合った「ほめ言葉」の実例をあげておきます。
この実例を通して「人をほめる人」になっていただければと思います。
- 「ほめ効果」で人は伸びる・・・ほめ言葉
「きみの、目のつけどころはいいですね」
「ここ、いいね」
「いい 質問です」
「きみに任せておけば安心です」
「あなたの力は、まだそんなもんじゃない」
「やればできるじゃないですか」
「頼りにしているからね」
「いわれてみればそうですね」
「あの人はきっとやるよ」 - どこをどうほめればいいのか
「髪型変わったね」
「きみならやると思ったよ」
「きみの発想はユニークですね」 - ほめると人との距離がぐっと縮まる・・・ほめ言葉
「さすがですね」
「一緒にいると楽しくなります」
「センスいいですね」
「あなたはほめ上手ですね」
「あなたが聞き上手だからつい話しすぎました」
「それも一理ありますね」
「(その話は)とても勉強になりました」 - 人をほめる人は「いい人生」を歩む
「きみに会えてよかった」
「なんとなくあなたの声が聞きたくなって電話しました」
「わたしは好きです」
「苦労が実りましたね」
最初とってつけたようで、ぎこちないかも知れません。
でも、心からいいな思ったとき、タイミングを逸しないで、ほめてみて下さい。
人をほめる人は間違いなく人に慕われ、人との「いい関係性」の中で生きられます。
繰り返して言っているうちに、さりげなく、自然にほめられるようになります。
相手のためにも、自分のためにも、これほど人間関係をよくするいい薬はありません。
大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ