ことば、スピーチ力で民主党の政治は変わるか?
どじょう野田政権が発足した。
民主党代表選挙、決戦選挙では野田さんのスピーチはわかり易く説得力があり、野田さんを知らない人まで“仲々やるじゃん”と好意的だったようだ。
現に支持率も大幅にアップしている。
さて、野田さんのスピーチはどこがよかったのか?
私がテレビ局の取材「ABC朝日放送 6ch NEWSゆう+」でも話しましたが、3つのポイントが考えられる。
1つは、わかり易かった。
わかり易いというのは、話の中に身近な例え話(具体例)をもってきてわからせていた。
例(シティボーイ、どじょう)。
ちなみに‘例’は身近でシンプル、新鮮、共感できるものがいい。
2つは、ゆっくり目、ハッキリ、メリハリを効かせて話していた。
間(マ)もよく、話されている内容がすんなり入ってきた。
3つは、説得力があった。
終わりのフレーズで、
「支持率はあがらないだろう、それでもいい。泥くさいどじょう政治を一歩一歩着実に実践し、危機的状況にある民主党への信頼を回復して行きたい。」
と、結んで多くの国民の共感を得た。
私も聞いていて、久しぶりスピーチのうまい総理があらわれ、スピーチのように政治が変わればいいのにと思った。
また応援もしたくなった。
今迄の政治はことばが足らず、国民に納得できる説明も出来ず、国民不審、不満を招いてきた。
今回の選挙を機に、大いにことばを戦わせ議論し、政治家が共に力を合わせ、政治を変えて欲しい。
政治家が変われば政治が変わる。
余談ですが、選挙時期が近づいてくると、堺話し方学院にも演説内容の原稿をチェックして欲しいと、また聞かせる演説をしたい!どうすれば出来るのか?プライベートレッスンで指導をして欲しいという声が増えてきました。
指導した人は80~90%当選している。
やはりウケるスピーチ力は当選するのに不可欠な条件である。
大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ