話のまとめ方 — わかり易い話をするために —

思いつくまま話したのでは話になりません。
話はまとめて話さないと聞き手に聞かれないでしょう。

そこで話のまとめ方について、具体的にどのようにまとめるか、一つ例をあげます。

題「台風」

① まず、台風の何について話すかを決める

② 聞き手を考える。(聞き手は従業員とする)
   台風の時期で、商品が水びたしになっては困る。
   天災は忘れたころにやってくるというから、みんなに気をつけてもらう。
  (目的の決定)

③ 目的が決まったら、こんどは材料を集める番です。
  新聞で読んだこと、テレビラジオで聞いたこと、人の話で台風被害を受けたこと等 
  <実例>去年の台風の経験、こういったものを思い出せるだけ、あげてみる。

④ こんどは、その材料を聞き手に合わせて選択するのです。

⑤ 選択したものを、順序よく配列する。

こうすると、台風という題で話ができます。

このような方法を、たえず話をする場合に考えて下さい。
そうすれば話がまとまらないということもなくなり、いつか経験をつむことによって、
どんな話でも、即座にまとめる能力が身についてくるでしょう

 

 

2019年11月01日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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