人前であがらないで、流暢に話せることが話し上手とお考えですか?

たしかに、すらすらよどみなく話す人の話を聞いていると、気持ちのよいものです。
しかし、話自体が内容のない、つまらない話であれば、退屈してしまいます。
すらすらしゃべる人は、概ね、話が一本調子になり、話し手の言おうとしていることが
生き生きと伝わってこないという場合もよくあります。

逆に、話はトツトツであっても一生懸命、話しているのが
聞き手に伝わり、感動が生まれる場合もあります。
いわゆる「トツ弁の雄弁」です。

人と話をするとき、考えなければならないことは、
決して流暢にしゃべるということではなく、
自分の気持ちや考えを、どうしたらいちばん効果的に
相手に伝えることができるかということです。

そのためには、ことばづかい、ことばの選び方、声の出し方、話題、話の進め方などの
いろいろな要素について考えていかなければならないのです。

2019年08月05日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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