83才で亡くなった医者のI先生から教わったこと。

地域医療のお医者さんとして83才まで現役で、治療されていたI先生がなくなった。
いつも、誰にでもやさしく、人を包み込むようなお医者さんでした。
私も、私の母も子供も何かとお世話になりました。

ゴルフも70才から本腰入れて取り組まれ、エイジシュートも2回もされたと聞いています。
「歳を重ねる程に、ドライバーが飛ぶようになってきたよ。」
とうれしそうに笑っていたお顔をいまでもくっきりと思い出すことができます。

先生は、晩年ご自身の人生を振りかえられ、“自分の時間が少なかったなあ~”とふと漏らされました。
昼夜、休日を問わず電話がなれば、いつも気軽に応診に向われたという。
そんなI先生から、

「自分の時間も十分考えて生きるんですよ。
また、人生にはいろんなことがありますが、“これでよかった”と思いなさい。
例えば人は誰も、自分の身内や両親が亡くなったときは、
~もう少しああすればよかったのに、あの病院の方が良かったのでは??~
と自分を責めるのが常のようです。
が、済んでしまったことは、何でもあれでよかったのだ!!と思い込みなさい。
その方が楽に生きられますよ。」

と教わりました。

今は、残念で淋しいですが、
① 自分の時間を充実させて生きる。
② 済んだことは後悔せず“あれでよかったんだ”と自分に言い聞かせて生きる。
I先生から学んだことです。

大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ

2017年10月10日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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