人前でのスピーチあがる人、あがらない人

結婚式での主賓スピーチ、両家代表の挨拶、公式の場でのスピーチ等、ここ一番のときは、ビシッと決めたいもの。
そして、できたら「いいスピーチでしたね」と褒めて欲しいものです。

しかし、うまくやりたいと思えば思うほど、逆にうまく行かないことの方が現実には多いものです。
これは、うまくやりたいという気持ちばかり焦って、結果あがってしまうからです。

スピーチに、あがってしまう人の共通点は、

  • スピーチ自信がない。
  • 人前でスピーチするチャンスが少なく経験不足。
  • 以前スピーチしたことがあるが、その時は頭が真っ白になり、その失敗がずっとトラウマになってしまった。

そういう人は、また次もあがるだろうと思って前へ立つので、マイナスの自己暗示にかかり、あがって失敗してしまうのです。

一方、あがらないで思いどおりうまくスピーチ出来る人は、今までスピーチするチャンスが多く、断らないでそれなりにこなしてきた人です。

何回か引き受けてスピーチしてみると、大なり小なり、あそこはこうすればよかった、ここを一行飛ばしてしまったというような、反省点が頭に浮かびます。
ではどうすればいいのか、その対策も瞬時に考え付くのです。
これがスピーチした人の報奨です。

次にスピーチを頼まれると、今度は以前の反省点が生かされ、不思議なくらいにうまくいくものです。
つまり場数を踏む効果です。

また、別段そんなに場数を踏まなくてもうまくいく方法もあります。

それは、言いたいことを2つぐらいにしぼり、スピーチする時間は2~3分にしぼり、自分の言葉で話すことです。

さらには、本番でうまくいくために、本番の会場をイメージして声に出して100回くらい練習すれば、不思議とあがらずに思いどおりのスピーチができるものです。

ここ一番の大事なスピーチは、あがらず思いどおりビシーッと決めたいものです。
そうすれば、あなたへの評価もあがります。

大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ

2017年10月10日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

関連記事