空のコップだからこそ水が入る -聴き上手への極意-

あなたはひとの話を聞く時、なんとなく聞いていませんか?
それとも聞こうという意思を働かせて聞いていますか?
大方の人は半分聞いて、半分はうわの空という聞き方かと思われます。
私たちの聞き方は水を入れるコップに例えますと、コップに6~7分水を満たした状態で聞いています。
6~7分の水は聞き手の先入観、固定観念、価値観に例えられます。
そうすると相手の話は3~4分しか入ってきません。
それ以上コップに入れれば、水はじゃじゃ漏れになります。

だからよく聞くということは自分の持っている先入観、固定観念、価値観を、ひとまず外へ出し、コップを空にして聞く

そうすれば相手の話はコップいっぱい(十分)水が入ることになります。
相手の話をすべて上手に聞けば、相手もスカッとして、必然的に今度はこちら(聞き手)の話も真剣に聞いてくれるのです。

あなたも時には自分の頭のコップを空にして、相手の話に耳を傾けてみませんか。

大仲学院長の“人生に勝つコツ”シリーズ

2017年10月09日 | Posted in 大仲学院長の感じよく話すヒント聞くヒント | | Comments Closed 

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