話は、話すことと、聞くことで成り立つ。
しかも話すと言うことは、聞き手に対する対応である。
話しながら、常に聞き手の無声の声(表情や態度)を、聞きながら対応しなければなりません。
話し上手は聞き上手といえます。
俳優の森繁久弥さんは「屋根裏のヴァイオリン弾き」で全国縦断し、公演されました。
その森繁さんはNHKの対談で、
「役者に良い演技をさせるのは、お客さんです。
お客さんがよく見て聞いてくれなければ、良い演技はできませんよ。」
と話されていました。
私も講演に行ったりしますが、上手くいったと思うときは、聞き手が上手に聞いてくれたときですl。そういうときは、話しながら気持ちの良いほどアドリブも出てくるのです。
私達のクラブで、前会員の岩本勝四郎先生は、
「私が講演や卓話を聞くときは、できるだけ前に座り、卓話者にうなずきながら聞くようにしています。そうしたら、不思議ですね、卓話者はほとんど私の方を向いて話されます。話しやすいように聞いてあげないと・・・」
と話しておられました。
岩本先生は、聞き上手だな〜と思いました。
相手の顔を見て、うなずいて聞く。
そして、相手の言わんとすることをしっかり受け止める。
これが「聞き上手」である。 |