私は仕事柄人によく、人前でアガらず話す良い方法はないかと聞かれます。私は一応、人前で話すプロですから、その答えとして
- 十分準備すること
- 自分に自信のある話をすること
- 万一アガった時のため、メモを用意しておくこと 等々
話しますが、絶対的なものはありません。
たくさんの人が前にいれば、誰でも緊張し、大なり小なりあがるからです。
素人は、アガったら、アガりっぱなしになり、途中で何を言っているのか分からなくなることもあります。
プロは、アガっても、ごく短時間で普段の自分に戻れます。
それは、たくさんの数をこなしてきたからです。
たくさんの数をこなすことによって、いろんな場の対処の仕方を体で覚えているからです。
だから、ハプニングが起きてもあわてず、冷静に判断できるのです。
女子プロゴルファーの不動祐理は1日8時間練習すると言います。
素人が8時間も練習すれば、ぶっ倒れます。
プロとアマの差は、端的に言って数の差です。
私はもともと引っ込み思案で、消極的な人間でした。その私が、話し方教室の講師をしているのです。昔の同級生は、あの、おとなしい大仲が・・・とびっくりしています。
なぜ、できるようになったのか?
それは、大学の雄弁会で、人前で話す場数を人より多く、こなしただけです。
昔から”かわいい子には旅させよ”と言います。
人は、人中で育つからです。
話もまた、話中で育つのです。 |