話が思うようにうまくいったときは、上手くいった理由があります。
それは、準備を十分にしたということです。
準備をしないでぶっつけ本番で上手くいく場合もありますが、それは稀です。
十分準備すると、本番で予期せぬことが起きてもくずれません。
これが十分準備する効果です。
話し上手な人ほど、十分な準備をしています。
私が関西電力に勤めていた26〜27歳の頃、全社の総合文化祭が、大阪のフェスティバルホールでありました。土曜・日曜の2日間借り切って行うのです。
近畿一円の事業所、北陸・東海・名古屋・東京などの、会社役員・社員・家族が、観光バス何十台も連ねて参加しました。
総勢約3000人、それぞれの事業所から特色のある郷土芸能、民謡、踊りなどを披露し、その内容を競い合う一大イベントです。
その司会を、私とフリーの女性アナウンサーと二人で担当しました。
私は、予めもらった各事業所からの紹介文を毎晩、自宅近くの川辺で声を出して徹底して練習しました。
ある時、パトカーが急に私の前で止まり、こんなところで夜遅く何をしているのかと、職務質問されたこともありました。
また、ある日には、隣村の人より、毎晩決まった時間に下の方から「ホウ、ホウ」という声がするのでフクロウかと思ったと、私がフクロウに間違えられたこともありました。
声を出して徹底して練習したおかげで、本番では、紹介メモを見ることもなく、上手くいきました。
上手くいった要因は、
- 声に出して、徹底的に練習したこと
- 言いにくい言葉は、すべて自分で言いやすい言葉にアレンジしたこと
特に、声を出すことによって、口が内容を覚え、耳が覚え、頭が覚えたのです。だから上手くいったのです。 |